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能へのいざない　巴 TOMOE
Noh Introductory Lecture
公演日：2023/12/22日（金）

「巴（ともえ）」
　12世紀末、平家の全盛時代、源頼朝に呼応して、木曽義仲は北陸より京都を目指し、遂に平家を都から追い落とします。戦いは得意な義仲でしたが、その後の都で施政は混乱し、義仲は頼朝の差し向けた兵により、大津の粟津で成敗されます。
　巴はその義仲に寵愛された女性で、平家物語には美麗で、かつ勇猛な武者として描かれます。もはや敗戦の中、巴には生き残ってほしいと願う義仲、共に戦い死にたいと思う巴。巴は義仲の命令で形見を木曽へ届け生きながらえました。
　能の舞台は粟津。旅僧が巴の霊に出会います。戦いの有様を語る勇猛さと、愛する人と死ねなかった事への執着。巴の深い心情が描かれます。

■第一部（日本語/英語　解説付）
能について
能衣裳の着付け

■第二部＜半能＞　巴 （日本語/英語　資料付）
[出演]
巴の霊　河村　晴久
僧　　　原　　大

笛　　　森田　保美
小鼓　　曽和　鼓童
大鼓　　谷口　様壽

後見　　井上　裕久
　　　　橋本　光史

地謡　　河村　晴道
　　　　宮本　茂樹
　　　　河村　和貴
　　　　河村　和晃

■Chapter1
(Explanation/English and Japanese)
About Noh
About wearing Noh costumes

■Chapter2
(Text Explanation/English and Japanese)
Noh TOMOE

[Noh Players]
Kawamura Haruhisa (Soul of Tomoe)
Hara Masaru　(Priest)
Morita Yasuyoshi (Nohkan Flute)
Sowa Kodo (Kotsuzumi Drum)
Taniguchi Masatoshi (Otsuzumi Drum)
Inoue Hirohisa (Stage assistant)
Hashimoto Koji　(Stage assistant)
Kawamura Harumichi (Singer)
Miyamoto Shigeki (Singer)
Kawamura Kazutaka (Singer)
Kawamura Kazuaki (Singer)

■会場
河村能舞台
京都市上京区烏丸通上立売上ル柳図子町320-14

地下鉄：烏丸線「今出川」駅 ２番出口より北へ150m
京都市バス：201・203・59・51番　「烏丸今出川」下車 北へ200ｍ

■Noh theater
Kawamura Noh Butai
320-14 Yanaginozushicho Kamigyoku Kyoto

Subway : 150m north from Exit No.2 of Imadegawa Station (Karasuma Line).
Kyoto City Bus : 200m north from Karasuma-Imadegawa bus stop (Route No. 201, 203, 59, 51) .

地図 MAP